Liveな American Life             00.10.02 小林 繁


アメリカのLIVEな話しは、イッパイ有るのですが、仕事の話しが
殆どで、中々ESSの記事にできません。 しかし、たまたま、
先週の土曜日に米人の48歳の友人がクリーブランドで結婚式を
挙げて、、、、、、、両方とも再婚で、両者とも2人の子供が居て、
その人達の結婚式に出席しました。 兄弟姉妹親戚で祝福する
極めて家族的な結婚式で、78歳の母親を含めた家族親戚だけの
極めて小さい、しかしとても感動する結婚式でした。

新郎の姉の家で行ったのですが、丁度雨が降った日で、外に2つ
程のテントを張って、そこで兄弟の中に裁判官が居てその人が神父
役をして、楽しくも厳かに執り行われました。 母親からは手編みの
セーターが新婦にプレゼントされましたが、私はその老齢でも大変
元気で楽しい母親に感動しておりました。 その歳でまだ話しは
達者で、むしろ、冗談を言って皆を笑わせたり、色々なものを手作り
で作って、孫達に与えたり、、、、、本当の家族の温かさをアメリカで
感じました。

日本では「アメリカ的」、とか言って、親子は別々に住んで、あまり
親の面倒は見ないのを現代風と錯覚している日本の若者がいます
が、、、、、私は子供が居ないので子供の事は分かりませんが、
自分の母親との比較で、そんな事を感じながらアメリカの家族模様
を見ていました。 何処の国へ行っても家族は社会の来本で、
先ず家族優先です、、、、、仕事優先では決してありません。
何と言っても、元気で楽しい人柄が人生最大の価値でしょうか、、、

食事会の時は、私は家族扱いをされ新郎新婦のテーブルで、その
母親の横に座り、終始母親の面倒を私が見て、、、、、席を立つ時は
椅子を下げて、座る時は椅子を持って、、、、、後は、大変楽しい話し
をさせてもらいましたが、あの様に歳の取り方をしたいものです。

サンフランシスコから来たという新郎の兄弟は家族揃って大きな
キャンピングカーで遊びを兼ねて2週間掛けてクリーブランドへ来たり、
もう1人、新郎の姉妹の中にマラソンの選手が居たり、結婚式が終わ
ると直く、次の日にレースが有ると言って、みんなに挨拶をして早めに
退散したり、、、、、私は新郎新婦と一緒にあの有名な、クリーブランド
オーケストラの演奏会へ、、、、私は少し飲み過ぎて半分は寝て居て、
、、、、私の感性を疑われた次第でした。

それを、終えて、次の日はデトロイトに車で移動して、仕事に従事、
米人8人位を相手にした機械の最終打合せ、、、、その次の日には
シャーロッテの会社に戻って、、、、、一休みしたいと思っていたら、
英文で10枚程度のレポート、、、、それでも、ゴルフとテニスをして
汗をかいたりして、頑張っております。 後は寝て元気を取り戻そう、
と思いつつ、、、、、今日に至っております。 その結婚式の写真が
出来たので、その中で良さそうなものを4枚選んで大きく引き伸ばし、
明日はそれをプレゼントしようと思って居たら、それより早く、先方から
はデジカメで取った私の写真をメイルで送られてきました。

私の焼き増し写真より早く送られて来て、、、、現代兵器には勝てま
せんでした、、、、、、、、。

ではまた、