44S稲垣祐司です

ドイツロマンチック街道とスイスアルプス8日間の旅

ドイツ旅行―その3

スイスにはいり最初に行ったのはハイジの泉。ハイジの家まで散歩し
ながら景色をみる。あちらこちらに牛が放牧され本当にのどかなひと
時をすごす。女性には特に好評でした。
宿泊は、アルプスの中腹(標高約1000m)の町グリンデルワルト。
ホテルから外を見るとすぐそこまで山がせまり、雪渓が間近いに見る
ことができました。翌日は、朝から登山電車でアルプスの最高峰ユン
グラフヨッホ(4158m)を目指しました。
その日は、あいにく朝から雨でちょっとがっかりしながら風景を見て
いたのですが、霧でほとんど見えません。途中電車を乗り換えユング
ラフヨッホ駅(3454m)に着くころから雪渓が眼前に見え出し、
わいわいがやがやすごいなーの連発。展望台に出るとさらに雲は少な
くなり、麓の山や家並みが良く見え帰るころにはほとんど晴れわたり、
スカイブルーの空を見ることができました。帰りには、乗り換えの駅
のそばに、新田次郎の墓(墓標)を見にゆきました。山を愛した新田
次郎のこころにスイスの観光局が応えてくれ、墓が出来たそうです。
妻は住井すえさんの小説が好きでしたので、スイスで新田次郎の墓に
であえるなんてと感動しておりました。ハイキングコースを散策しな
がら5、60kgもありそうなセントバーナード犬と記念写真が撮れ
ご機嫌でした。夜はミートフォンデュが食べれるということではしゃ
いでおりました。食後はホテルの周辺をぶらぶらしながら屋外のテー
ブルでワインを飲んだりしてスイスの長い夜を過ごしました。
最後は、ジュネーブです。ちょうど昼食を取ろうとしてバスを降りる
と太陽は隠れ湖畔で今世紀最後の日食をスイスで体験することになり
ました。妻へ、ビトンのさいふを買うため女の子とお店にでかけまし
たが、いっこうに帰らないので、いらいらしながら待っていると、日
食で売り子が誰も居ないので待っていた分遅くなったとのこと。店で
は品物を手にとってみていいのか、また、旅行者がある金額以上の買
い物をすると消費税がもどってくる仕組みがあるがフランス語圏のた
め困っていると、たまたま一緒にいった子が読み書きと会話ができた
ので本当に良かったと喜んでおりました。
最後の夜は、空港近くのホテルからバスでジュネーブの繁華街へ、は
じめての和食(中華料理)で女房はご機嫌でした。――旅行中の食事
では、2回ほど日本人を歓迎する意味からライスが出ましたが、外米
(タイ米と同じ)である為、日本で言うところの古米、古古米と良く
にているのでどう頑張ってものどを通りません。ドイツにきたのだか
らドイツの料理をだしてくれればいいのに、とぼやいておりました。
おいしいじゃがいもがちっとも出なかったと。

―――結果2人とも体重は、少しもアップしませんでした。

                 以上   おしまい

写真をご覧ください