気ままなベトナム旅行(3)             00.08.31 神野 卓三・雪美


翌日18日はハノイからホーチミンまで飛行機で移動。(VN233)14:30発ホーチミン行きの飛行機は定刻にて出発。所要時間は約2時間にてホーチミンに到着。汽車だと2日間かかるので、あきらめた。
市内までのタクシーは例によって、ホテルの紹介から始まった。しかし、今回のドライバーは少々大人である。すでにホテルを予約していることを告げると、次回利用してくれと言っただけで、パンフを渡してくれた。これなら,許せる。
ホウチミンのホテルはコンチネンタルホテル、お金も少し奮発したのでハノイよりずーっと豪華だ。豪華といってもホーチミンでは一番古い歴史のあるホテルなので、部屋代はそこそこである。
 到着するなり、ツアー会社に電話をし、明日の観光の目玉のクチトンネルツアーを日本語ガイド付きで予約した。これで明日は安心。
気を良くして、夜はガイドブックに載っていた中華料理店へ。日本語が通通で、味は今一。やはり、ベトナム料理がおいしい。
 21日はクチトンネルツアー。ライトバンのような車のお出迎えでスタートしました。
ツアーといっても今回は我々二人だけの貸切りだった。クチ村では、到着早々日本語のビデオでクチトンネルの構成やベトナム戦争の経緯について、説明があり、その後、ジャングルのトンネルめぐりに出発。ジャングルと言っても、今は観光客相手で綺麗にしてあるので歩きやすく、200mほどを実際にトンネル内に入って体験した。トンネル内は細く狭く長く上に下にと起伏が激しく、前の人のお尻を頼りに進むしかない。太ったアメリカ兵は入りにくくしてあり、ベトコンの頭の良さには感心した。当時の人々の生きるか死ぬかの世界を、今私達は、楽しんでいる。平和は本当にいいもんだ。一方、日本人の平和オンチには困ったものだ。
手術室や指令室、食堂などもありました。食堂跡ではタロ芋とお茶が出た。これが美味しかった。ホーチミンの写真の前で、記念撮影。蚊にさされながらの体験でした。 ホーチミンはハノイより、ずっと資本主義化しており、商業の町です。少し昔のバンコクのようです。バンコクと違うのは、英語が通じること。食事がおいしいこと(日本と味付けが似ている)。物価はハノイより高いが、バンコクの半分位。お土産は絵画、Tシャツ、刺繍の入った小物など。
いよいよベトナムの旅も終わりです。明日は、バンコクでゆっくりします。
 ベトナムは広いです。今回体験できなかったことや行けなかった所がまだまだあります。機会があれば、ホーチミンとフエに行くつもりです。皆様もぜひ歩いてください。