44S稲垣祐司です

ドイツロマンチック街道とスイスアルプス8日間の旅

その1
社会に出て30年、結婚して25年、これも人生のくぎりと思い妻と5年くらい前より計
画をした。最初は、イギリスのロンドン郊外にあるタプロコート(古城)に行こうという
概略プランだった。いろいろ検討して行く内にわからなくなってしまい梅田さんに相談。
イギリスに行くなら1ヶ月くらいゆっくり行ったほうが良いのでは・・・。
ドイツ、スイスが人気コースでいいのでは、のアドバイスでコースを決定。

旅行についてのいろいろな注意事項、アドバイスを数回にわたりメールにて教えてもらう。
旅行会社については、女房の中学時代の友達が日通旅行の名古屋支店に、いるという事で、
日通でお願いした。5%ではあったが、値引きは嬉しかった。
何よりも良かったのは、帰ってきて思ったのですが、日通旅行は穴場であるということで
す。
JTBや近畿日本ツーリストは、ひと団体40名くらい集めます。ドイツで旅行団体と時々
一緒になりましたが、修学旅行ではあるまいし見ていてぱっとしないなと思った。
しかし、日通ではそこまで、人を集めないのでバスの中もゆったりしています。
私たちのグループも25人でバスでの移動も非常にゆったりしていたことです。
メンバーの中身も、若いカップル、中年の我々のようなカップル、それと家族連れ、女性
が多かったせいか変な人はいなかった。

話をふりだしに戻します。
女房は、飛行機嫌いでほとんど一緒に乗ることはありません。しかし、今回の旅行は本人
も相当の決意(決死の覚悟)をしたらしく保険もひとり1億くらい掛け子供にも何か我々
に不幸があった場合この保険で降りてきた金を自分達だけの為に使うよう指示していまし
た。

ドイツへはルフトハンザ航空のせいか、何か座席がゆったりしているように感じました。
直行便であり、11時間でフランクフルトに到着。離着陸もスムーズで安心しました。
と言うのも、2年程前2泊3日3万5000円で年末に北海道へ行った時のこと、帰りは
JASだったのですが、操縦士は小型飛行機のせいか元気良くブーンと急カーブするのです。
名古屋空港に着陸した時には、乗客から一斉に大拍手です。これには、私もびっくりで、
これ以降女房は、飛行機に乗るのを怖がるようになったのかもしれません。

飛行機は、ロシアの上、シベリア上空を通りドイツに軟着陸しました。
バスで宿泊地のハイデルベルグ(中世からの学園都市)に向かいましたが、途中日本車
を見るのは本当に稀でした。日本車のシェアーは、数パーセントだと思いますが、実際に
見たのは、それ以上に少ない感じでした。

ドイツについての第一印象は、それまで見た海外(韓国、北京、上海、香港、タイ、ハワ
イ)とは全く違い、整備の良く行き届いた偉大なる田舎と言ったら良いのか、調和のとれ
たすばらしい国土、そんな気持ちをいだきました。

その2へ続く