44S稲垣祐司です

ドイツロマンチック街道とスイスアルプス8日間の旅

―ドイツ旅行―その2

フランクフルトから南へ高速道路をバスで2時間ほどライン川を上っ
てゆくと、そこが最初の宿泊地のハイデルベルグ、中世の学園都市で
あり、自由都市です。小高い丘の上のハイデルベルグ城からネッカー
川(ライン川の支流)を見ると旧市街地が見渡せます。すぐ向うには
ハイデルベルグ大学があります。その隣のマルクト広場では、生産者
が野菜、果物、花等を売っています。北海道と緯度が同じくらいです
のでりんごも並んでいますが品種改良もされていないせいか、直径10
センチくらいの日本ではとても商品にならない(堆肥にしかならない)
様な品物です。この生産直売システムは、今も昔も変わっていないそ
うです。川のむこうには、哲学の道もみえます。時間がなくそこまで
は、行けませんでした。
ネッカー川に架かるカール・テオドール橋からハイデルベルグ城をあ
とにして、一路ローデンブルグに向かいました。ここは、ドイツ南部
を縦断するロマンチック街道の中で最も有名な町です。第二次世界大
戦で被害を受けるが、戦後1000年の歴史を刻む中世の町並みが見
事に復元されています。年間100万人の人が、1km四方“中世の
宝石箱”を訪れるそうです。ここの城壁を復旧する為に世界中から募
金を募ったそうです。城壁を登りそこから町並みを見ていると“世界
まるごとHOWマッチ”1993 JAPANのプレートを見つけました。
番組が城壁1m復旧運動に参加していたのです。ちょっとうれしくい
い気分になりました。古い町並みがそのままホテルになっていますが、
一歩中に入ってみると中は、モダンな今風の木の素材の美しさがその
まま出ており、女の人の喜ぶ造りでした。
緯度も高いので9時ごろにならないと暗くなってきません。長い夕方
と早い朝の時間を利用し足が疲れてくるまで散策する。夕食は、ディ
ナーとサパーの中間くらいで贅沢さは、まったくありません。
ただ、宿泊した4つ星のホテルでも部屋にクーラーはなく、5つ星で
もクーラーが、あるとは限りません。この日は、異常に気温が高かっ
たせいもあり若干寝苦しかった。
翌日は、ロマンチック街道の終着点のフッセン、2000m級のドイ
ツアルプスの山々を間近に仰ぎ、真夏でも木陰に入るとヒンヤリする
くらいです。白鳥をイメージしたノバーシュタイン城は、小さな山の
中腹にそびえています。

話はがらっと変わりますが、1か月程前日石三菱のガソリンスタンド
のお客様プレゼントで“南カリフォルニア・ディズニーランド・ウエ
ストコースト6日間”の招待があたり、同伴者は10万でゆけるとい
う事で結局10月に家族4人でゆくことにしました。
父母も88、82歳ですが元気ですので、3人の兄弟たのんで面倒を
みてもらうことにしています。ディズニーでまた“白鳥城”を見れる
わけです。アメリカでは、お父さんの英会話力が少しでも披露できる
様、耳ならしをしておこうと思っております。

その3へ続く